Essential & Performanceモジュール:種目に合わせたプロテクション

2023年12月18日
Double-exposure view of a man in a black top with a white airbag inflated around the neck and shoulders

In&motionのエアバッグは、約10年にわたり、検出とプロテクションという2つの重要なテーマを並行して開発することで進化を続けてきました。データサイエンスを専門とするチームは、アルゴリズムの精度と、ストリート、トラック、アドベンチャーといった各検出モードを絶えず改良しており、これにより転倒検出の性能が向上しています。

アルゴリズムの開発と並行して、In&motionはギュスターヴ・エッフェル大学(Université Gustave Eiffel)の複数の研究所と共同で行った外傷学の研究をもとに、エアバッグクッションの形状を最適化しています。リスクにさらされる重要部位は種目によって異なるため、それぞれの種目に合わせて形状を最適化することが課題です。これらの研究成果をもとに、研究開発チームは2つのエアバッグモジュールを設計しました:Essential & Performance

Man from side wearing a white inflatable shoulder and back support garment.

In&motion - Essential

公道での外傷学に基づいて開発されたIn&motion Essentialモジュールは、あらゆるライディングスタイルに対応し、プロテクションと快適性を理想的に両立しています。その名のとおり、このエアバッグは必要不可欠な部分に絞り、重要部位である胸部、腹部、背中および首をカバーします。路上設置物や他の車両との衝突リスクを考慮し、公道での使用に推奨されます。また、時折のスポーツ走行においても保護効果を発揮します。

Man wearing an inflatable white shoulder and chest device over a black shirt.

In&motion - Performance

レースから直接生まれたIn&motion Performanceモジュールは、身体の側面を負傷する転倒が多い一方で、路上設置物や他の車両が関わる可能性が低い、ハードなスポーツ走行に適したカバレッジを備えています。Essentialモジュールとは異なり、インフレーション時に腹部はカバーされませんが、その代わりに肩と肋骨を保護し、さらに首、胸部、背中もカバーします。このモジュールは、トラックやオフロードでのハードな走行に推奨されます。

どちらかのモジュールの保護性能が高いというわけではありません。それぞれの種目と、それに伴う転倒の特性に合わせて設計されているため、違いがあるのです。

OPWにより最大8回のインフレーションが可能

新しいモジュールによるプロテクション面での利点に加え、In&motionはインフレーション回数を増やすため、エアバッグクッションも改良しました。転倒が付きもののトラックやオフロードでは、3回のインフレーションでは不十分な場合があります。こうした種目のニーズに応えるため、新しいEssentialモジュールとPerformanceモジュールにはOPW製のエアバッグクッションが採用されています。OPWは、一部の製品において、エアバッグを従来の3回から最大8回まで使用できるようにする構成部品です。